マルチ商法は夢物語

マルチ商法にハマっていた過去を綴っていきます。副業にマルチ商法を考えている人、身近な人がマルチにハマって困っている人の役に立てたら嬉しいです。

セミナーに参加しても洗脳されるだけで成功しない

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最近、副業のブームで「投資セミナー」や「起業セミナー」と謳っているので参加したら、マルチ商法だった・・・という話をよく聞きます。

 

どのマルチ商法ネットワークビジネス)にもセミナーが必ずありますが、マルチの会社名を出さずにセミナーを開催しているところが増えているように感じるので、どこにでも罠は潜んでいると注意をしなければなりません。

 

さて、セミナーに参加するとどうなるかというと・・・?

 

ズバリ!

成功できる様な気分になるだけです!

 

残念ながら、誰でも始められるけど、誰でも成功できるなんてうまい話はありません!

 

「人生このままでいいの?」「夢を叶えよう!」と、セミナーに誘われた事がある方も多いのではないでしょうか?

 

 

ちゃんとしたセミナーも、本当に勉強になるセミナーも、もちろん存在すると思いますが、まだマルチの後遺症が残っている私は、「セミナー」という言葉を聞くだけで拒否反応してしまいます。

 

今日は、セミナーでの出来事と、身近な人がマルチ商法にハマっているかも?と思った時の対処法についてお話していきます。

 

セミナーは異次元空間

(私の体験です)

 

マルチ商法の集まりだとわかっていながら、誘われるがままランチ会に参加。

もちろん始めは警戒していたのですが、自分と同じような主婦の人たちが気軽に話しかけてくれたことで警戒心が緩んでいきました。

 

そして、帰るころにはすっかり打ち解けてしまい、ついセミナーへ行くことをOKしてしまいました。

 

セミナー会場へ行くと、ランチ会であった自分と同じ主婦の人たち綺麗なワンピースやスーツを着ていたので驚きました。

 

Gパンとよれよれのシャツを着ている普段着の自分がすごく恥ずかしい・・・

 

何だか変な気分でした。

 

セミナーが始まる少し前になると、異常にテンションの高いスーツの男性とキラキラと着飾った女性が入ってきた瞬間、会場がどよめいて2人に視線が集まりました。

 

ペコペコと何度も頭を下げながら挨拶をする人。

「キャーキャー♪」言いながらはしゃいでいる人。

「こちらです」と手を出して案内をしている人。

 

もう、アイドルでも来たかのような熱気で、とても異常な空間に感じました。

 

セミナーの内容はまず、会社の説明、商品の説明、プログラム(システム)の説明が1時間ほどありました。

 

その説明する人の熱量が半端ない!!ジャ〇ネットも顔負けの勢いです(笑)

 

「とにかくすごいです!!」

「世界一です!!」

 

この言葉を繰り返し叫んでいました。

 

商品を使った実験や体験を話している時は、「おぉー!すごい!!」と歓喜の声があちこちから聞こえます。

 

そんな状態が続くと、だんだんと会場の雰囲気にも慣れて来るんですね・・・。気がつけば雰囲気にのまれて真剣に話に耳を傾けていました。

 

マルチをやり始めたばかりの人や、少し前からマルチをやっている人たちが、

「マルチに出会えて人生が変わった」

「私でも出来た!」

「〇〇月にランクアップします!」

など、みんな興奮しながら満面の笑みで語っていました。

 

「こんな人でも出来るんだ・・・」と、私にも出来るかも?と思った瞬間でした。

 (こんな人っていうのも失礼ですよね(笑))

 

そして最後に異常にテンションの高い男性と、キラキラと着飾った女性が出てきました。

  

キラキラ女性は、

「家事をお金に換算すると〇〇円になる」

「旦那の給料を越えた」

「家族が1番の生活が、自分を1番にできるようになった」 

「主婦でも月収100万円」

と、主に主婦が不満に思っていることはこのマルチで解消できると、自慢話のように語っていました。

 

ハイテンションな男性は、

「年金がもらえない時代が来る」

「ロボットが主流で人がいらなくなる」

「サラーマンで人生終わっていいのか?」

「夢を叶えよう!」

「みんなで成功しよう!」

と、主にサラリーマンの方に向けて、経営者(社長)になれること、不労所得で自由な生活が送れることを熱く語っていました。

 

 

要約すると、社会の不安を煽り今の生活の不満を引き出し、未来はマルチで成功者になって人生が変わる!という夢のような話です。

 

「すごい!」「頑張ろうね!」「絶対出来る!」と、いろんなところから声が聞こえてきました。

 

セミナーが終わると食事に誘われ、そのまま行くことになりました。

 

この、セミナー後が1番危険だったなんて、その時は全くわかりませんでした。

 

 

身近な人がマルチ商法にハマっているかも?と思ったら

 

1番やってはいけないことは、頭ごなしに全否定をすることです!

 

ハマっている人は、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分で確認をしているから「真実なんだ!」と自信を持っています。

「あなたは真実を知らないでしょ?自分は真実を知っているんだ!」という謎の自信に満ちあふれているのです。

 

なので、聞いたり見たりしてもいない人が否定をすると余計に反発します。

 

まずは冷静に、洗脳されるまでの経緯を聞いてあげてください。(後で必要になるので)

そして、信じてしまったことは認めてあげた上でマルチ商法関わることが嫌なんだということを伝えてください。

 

商品を購入していた場合はクーリングオフをすすめますが、よく考えて納得できたらまた購入しようという前提で話をしてください。(でも、クーリングオフはします。)

 

そして、ほとんどの場合「特定商取引に関する法律」に違反している事が多いので、最初に聞き出した洗脳されるまでの経緯の中で、違反している部分を書き出しておいて、ハマっている人と一緒にマルチの会社に問い合わせてみる事です。

(この場合、あなたも勉強しておく必要がありますが)

 

マルチの会社は、販売員が勝手にやっている事で会社は関係ない!という責任逃れの姿勢をとることが多いです!そうすると、ハマっている人に本当に信用できるのか?という疑問を持たせることが出来ます。

 

それでも納得しなかったら、消費生活センターに、同じように一緒に問い合わせをしてください。

 

ネットで検索したものでも有効な場合もありますが、熱心な信者になっていると「ネットで書かれていることは嘘」と洗脳されているので効果がありません。

 

時間がかかるかもしれませんが、1つづつ一緒に確認をしていくプロセスと、本人が自覚することが1番大切だということを覚えておいてください。