マルチ商法は夢物語

マルチ商法にハマっていた過去を綴っていきます。副業にマルチ商法を考えている人、身近な人がマルチにハマって困っている人の役に立てたら嬉しいです。

それでもやりますか?マルチ商法の表と裏 ④

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マルチ商法の表と裏①〜⑤を5回に分けてお伝えしています。

 

前回は、「経営者(社長)」→「会社にとって都合のいい労働者」をお話ししました。

 

www.multi-mlm-blog1.com

 

 

今日は④について説明していきます。

 

 

④「自由な時間」→「24時間365日束縛」 

目が覚めるまで寝て、好きな時間に仕事をして、働きたい時だけ働いて、休みたい時は休んで、やりたいことをやる・・・。

そんな自由なライフスタイルを夢見て、マルチ商法にハマる人が数多くいます。

 

マルチ商法では、「自由な時間を手に入れる」ことを大きく謳っています。

会社員のように、決まった時間に出社して、決まった休みの日しか休めない、時間に追われる生活ではなく、働く時間も、休みの日も、やる事も、好きに自分で決めれるという、自由なライフスタイルです。

 

では、マルチ商法で自由な時間が手に入るという根拠は何か・・・?

 

前回の③にも書きましたが、「会社員ではなく経営者だから」・・・という理由だけでした。

 

それだけです。

 

何にも縛られず、やりたい事をやり、本当に好きな時間だけ活動して、好きな時に休めているマルチ信者はどのくらいいるのか・・・?

 

とっても謎です。

 

 

マルチ信者の活動には、アップの目が光っている

活動を始めて最初のうちはいいのですが、だんだんと活動歴が長くなって会員数も増えてくると、少しずつアップの対応が変わってきます。

 

マルチ商法で、経営者になって時間もやることも自由に決めれるなら「今日のセミナーは参加しない」と言ってもいいはずです。

 

でも、本当にそんなこと言ったらもう大変!

 

ヤル気がないだの、本気じゃないだの、グループのメンバーが参加するから来なくてはいけないだのと言ってなかなか休ませてくれません。

 

自分で働く時間も決めれるのであれば、夜遅くからのミーティングは参加しないと決めてもいいはずです。

でも、「子供が小さいから夜は出ない」と事業スタイルを決めても、子供を預けて出てこないのは、子供を言い訳にしているからだ・・・と責められます。

 

あなたは社長だよ!なんて言うけれど、何1つ自由に決めさせてくれません。

 

それに、ランチ会や飲み会などの開催回数、毎月の売り上げや新規会員獲得の目標、勧誘活動のやり方、何から何まで細かくアップのチェックがあります。

 

どこにいても、何をしていても、その行動が勧誘や売上げにつながっているのか、常に目が光っているのです。

 

勧誘目的ではなく、ただ友人とランチをしているだけではダメ。

 

法事やお正月などで親戚が集まる時は勧誘のチャンス!

 

セミナーに参加する時には、誰か誘ってくる事を遠回しに言われます。

1人で参加すると、

「◯◯さんはいつも誰か連れてきてるよ」「セミナーに誰か連れてくる人は成功する」等イヤミのようです。

 

マルチ商法は、自己啓発を取り入れているのですが(後日詳細を書きます)、その自己啓発で聞いた「ポジティブ」「成功」「行動」「決断」「覚悟」の意味と使いかたを取り違えた乱用がひどく、とても追い詰められていきます。

 

いつでも何処でも、勧誘や売り上げにつながる行動をしていないとダメなのです。

 

家でボーッとしていることなんて出来ません。

 

子供とゆっくり公園で遊ぶだけでは許されません。

 

直接「何をやってるの!勧誘しなさい!」と言われるわけではないのですが、他の人の話を持ち出し、成功する人の行動を引き合いにして、やらねばならない状況を作り出すのです。

 

そして、マルチ商法をやれば自由な時間ができるのではなく、自由な時間は成功したら手に入ると説き伏せられますが、その成功はいつまでたってもやって来ません。

 

24時間365日、心も体も拘束されてしまいます。

 

ただ、洗脳されている間はそんな状態でも「自分は成功に向かっている!」と思い込んでいるから厄介ですよね。

 

だから、成功するため、自由な時間を手に入れるため、不労所得になるまでは・・・と疑うことなく走りつづけてしまうのです。

 

セミナーなどでマルチ信者が「パートに行くより時間が出来た」とか「子供がいても時間が自由になるから安心」と、あたかも毎日フリースタイルで活動しているような事を言いますが、それは洗脳されている間だけの発言です。

 

私を勧誘した友人は途中でやめてしまったのですが、その友人を含めマルチを脱退した人はほとんど、時間が自由にならなかった事をやめた理由の1つにあげています。

 

ブラック企業並みだよね・・・と。

 

でもね、マルチ信者は「やめた人は、うまくいかなかったから悪く言っているだけ」と言います。

 

ネットなんかの書き込みも「トイレの落書きと同じ」と言いますよね。

 

確かに私も洗脳されている時は、マルチ商法の実態を悪く言っていることは「成功しなかった人の妬み」に聞こえていました。

 

でも冷静に判断できるようになった今、「真実」が書かれている事がしっかり見えるようになりました。

 

 

話が逸れてしまいましたが・・・

 

結局、マルチ商法で自由な時間を過ごせているのはやっぱり、一部の幹部とマルチ会社を立ち上げた人だけです。

 

その他大勢のマルチ信者は、24時間365日束縛されていることに気づかないまま自由なライフスタイルという幻想に向かって頑張っているのです。

 

マルチ商法を脱退した今のほうが、自由なライフスタイルで過ごせています^ ^